第16回 “解答と解説”


問題文後半より、Bが1時間40分かけて上った距離をAは1時間で下ったことになります。ゆえに、

Aの下りの速さ:Bの上りの速さ=100:60
               = 5 : 3

と分かります。ここで、川の流れの速さを�@xとすると、

30+x:24ーx=5:3
   120ー5x=90+3x
       8x=30
        x=15/4

となり、川の流れの速さが15/4km/hと分かります。

ここで、Aの上りの速さと下りの速さの比を求めると、

Aの上り:Aの下り=30ー15/4:30+15/4
         = 105/4 : 135/4
         =    7  :  9

ところで、Aは往復に2時間40分(8/3時間)かかっており、上の比から、上りにはそのうち9/16だけかかっていることになる。よって、片道にかかった時間は、

8/3*9/16=3/2(時間)

ゆえに、甲乙間の距離は、

105/4*3/2=315/8

                  答:315/8 km/h</I>


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