まず、マサルがお母さんの言葉を聞いて「分からない....」と言いました。これは、トモエの得点が自分よりも78点高いのか低いのかが分からなかったからです。もしマサルが78点未満なら、トモエの得点は自分よりも78点高いはずだとすぐに気づくはずですね。秀才?のマサル君が分からないと言ったのだから、マサルは78点以上と分かります。
次に、トモエは“マサルの言葉を聞いて”「分からない...」と言いました。この時点で(秀才の)トモエはマサルが78点以上であることを見抜いています。それでも分からなかったのだから、トモエの得点は156点以上であることが分かるのです。(例えば、150点だったらすぐにマサルの得点が分かりますよね。)ここがポイントですね。
そして、マサルは“トモエの言葉を聞いて”「分かった!」と言ったわけです。つまり、トモエが156点以上であることが分かった上で「分かった」と言ったわけですから、マサルの得点は234点未満です。(それ以上なら、分からないはずですよね。)
このままでは、マサルの得点は78点以上234点未満であることしか分かりませんが、しかし「あと1点ずつでも高かったら分からなかった」ということなので、これはつまり、2人の得点があと1点高かったら234点になってしまい、自分よりもトモエが高かったのか低かったのかが分からなくなっていたということを言っているわけです。というわけで、マサルは233点です。そして当然トモエは、311点です。
答:マサル君・・・233点 トモエさん・・・311点
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