第66回 “解答と解説”


kai066.GIF (2790bytes)

 上の図の赤く囲んだ台形ABFEをご覧ください。この台形と相似な図形が右側にずっと続くわけですが、このとき水色の部分の面積と白い部分の面積比は不変です。つまり、赤く囲んだ台形における「水色の部分と白い部分の面積の比」を求めれば、三角形ABCにおける「水色の部分と白い部分の面積の比」が分かるということですね。

 さて、これが分かればあとは簡単です。三角形ADEは三角形ABCと相似ですから、AD:DE=2:3ということが分かります。また、四角形DBFEは正方形ということを併せて考えると、AD:DE:DB=2:3:3ということになります。

 三角形ADEの面積:正方形DBFEの面積

=   3×2÷2 :  3×3
=        3:9
=        1:3

となりますから、結局三角形ABCの内部でも、

水色の部分:白い部分=1:3ということが分かります。

最後に実際の面積をもとめてでき上がりです。

4×6÷2=12cm2

12÷4=3cm2

            答え:3cm2


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