第170回 “解答と解説”


 えっと、まずは生徒の人数を求めるところから始めます。例えば、カードが4枚なら、1〜4のカードがあるわけで、これを2人に2枚ずつ配ったとき、得点の最大は(1、4)(2、3)で3+1=4点ですね。最小は(1、2)(3、4)で1+1=2点ですね。つまり、外側からとると最大になるんですね。で、そのような取り方をすると、1+3+5+・・・という計算になることになります。(この部分が帰納法とかΣを使うというご意見でしょうか..)  1+3+5+・・・・=400 になればよいので、これを計算すると(等差数列の和の公式は中学入試では常識です)差は1から39まであることになります。差が39になるときは、(1、40)のときですよね。つまり、カードは40枚、人数は20人と分かります。  ここからは、まず最小の場合を考え、これを少しずつ大きくすることを考えると分かりやすいかと思います。つまり、最小セットのときから2ずつ大きくなっていくことが分かります。(証明はむずかしいみたいですが...)       解答:191通り


 ちなみにこちらに栗原英治さん作の素晴らしい解説があります。ぜひ、ご覧ください。

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